◆ズルイ人に反応する私は、ズルイ人!

いい人ぶる。

本当はうまくいっていないのに
最もらしい理由をつけて正当化した行動をする。

自分に自信がないから人の言葉や人の在り方を真似て
それが自分発信のようにふるまう。

都合よく隠す。

そんな人を目にすると嫌悪感を抱きます。

最近、そんな嫌悪感がくっついてなかなか取れずモヤモヤしていました。
なぜ反応するのだろう?

➡それは、良きにしろ悪きにしろ自分に反応する要素があるから!
と、わかるだけに、知っているだけにモヤモヤは大きくなる一方でした。

今日もうこれ以上膨らますのは嫌だと友だちに聞いてもらいました。

「なんでそんなに反応するのか?」
理由はわかっています。

いくつかある中で思い出せる1番過去の要因は
小さい頃のきょうだいと親子関係の経験でした。

チビ結香5才。
妹、3才。
弟、1才。

弟が生まれたばかりで、介護のおばあちゃんも同居していて
父は単身赴任だった当時は母はテンテコ舞いでした。

私は、そんな母を助けようといつも明るく振舞っていましたが
やることやること裏目に出て、母にとってはイライラすることが多く
私だけ、いつもものすごく怒られていました。

それに比べて弟は目にいれても痛くないくらいの可愛がりよう。

待望の男の子ってこともあり、また赤ちゃんだったこともあって
それはもう可愛がられました。

こんなにまっすぐやってるのに、こんなに明るくしているのに
こんなに怒られてもがまんしてるのに、弟だけ可愛いがられる!ズルイ!

そう思ったチビ結香は弟を一時期、陰でイジメていました。

例えば、庭の隅っこに連れていって誰も見てないところでツネる。
外で遊ぶ時、わからんように仲間外れにする。
そして、両親の前ではいい子ぶる。

陰湿でした。
私がズルイ人や、自分のズルさに反応するのは年季ものです。
そして、これだけじゃない。

家族以外でも色んなズルさを身につけてきました。

また、逆にそれが嫌で極端にまっすぐな自分を築いてきたのも本当。

自分のズルさやいい人ぶる要素が他者に見える時
特に、それを自分で認めようとしない時嫌悪感は膨らみますね。

今回、たまたまメールでやりとりしていた信頼できる友人に
思いきってあるがまま言ってみました。
ひとしきり電話で話した後のメールのやりとり。

「ゆかぽんさんが腹黒くても嫌いにならへんよー‼︎」

なんか、つっかかっていたものがポロッとおちました。

嫌なもんは嫌!
それをハッキリ口に出して受け止めてもらって
自分で受け止めてズルイ自分をオッケーにしてすっきりしました。

表も裏も自分。
今日は、いい人をひとつやめれた!
聞いてくれてありがとう!

これからの時代なんでも機械化で更にオートマチックになっていきます。
でも、傾聴だけはロボットに出来ない!
そう思った一日でした。

カウンセラーである前に、人。
そしてカウンセラーという役割を選択してる私も自分自身。

どちらにせよ、あるがまま認めて生きていきたいと思います。
楽しく、ね♪