【2017年8月4日放送内容】
なら結びスタッフ伊藤よりご紹介の本はこちらです。
■本 :「世界の果ての愛らしい子どもたち」 ■著者: ピーター・ガットマン ■内容:著者は写真家、ライター、作家、テレビ出演や講演も 行う冒険家。著書は世界220ヶ国を旅し町や村を訪れ 鮮やかな風景をバックに子ども達を写した写真集。 多種多様なライフスタイル、風土など様々な環境の中で 育つ子どもたちの写真を通じてカラフルで魅力的な 世界各地を紹介します。 |
■本 :「子どもはみんな問題児」 ■著者: 中川 李枝子 ■内容: 名作絵本「ぐりとぐら」の生みの親は母であり、数多く 子どもを育てた保母でもある。毎日がんばるお母さんへ 今伝えたい、子どもの本質、育児の基本。 45のメッセージを収めた心がほぐれる子育てバイブル。 |
伊藤はなら結びスタッフとして活動する傍ら
「音楽・スポーツ・親子教室KAGURA」で子どもたちや親子を
対象に、音楽・リトミックを教える講師をしています。
今回「どうしても紹介したい!」という伊藤の希望で
本を2冊ご紹介することになりました。(メインは写真集です)
1年ほど前からカメラ教室に通い講座やイベントで写真撮影を
担当するようになった伊藤は、カメラを通して笑顔だけではなく
その時々のありとあらゆる表情に惹かれるようになったそうです。
例えば、真剣に考え悩む姿だったり、驚いた表情だったり
リアルなその人らしさを垣間見る一瞬が素敵だと感じるようになったそうです。
写真集に写っている子どもたちは、睨むような目や
無表情などもありとても自然です。
伊藤は写真集を見ながら、子どもは育つ環境や、国や文化によって
受ける影響が大きいことを強く感じる旨を、自身の幼い頃の経験と共に話していました。
3才からピアノを習っていた伊藤は、
リトミックの講師を始めた頃、悩んでいたことがあったそうです。
リトミックは音を感じたまま、体や楽器で表現する教育法で
楽譜に縛られない自由があります。
ところが、これまで楽譜通りに弾くことを慣れてきた自分にとっては
感じたまま表現することは怖さやとまどいがあったそうです。
また幼い頃から両親に「ちゃんとしなさい」「言うとおりにしなさい」と
言われていたことで人目を気にするクセがついていたそうです。
その経験から幼児期の育つ環境が、大人になって大きく影響することを感じ
音楽を通して「自分らしさ」や「ありのままを表現する」ことを
親子に伝えていると話していました。
またもう1冊の「子どもはみんな問題児」は、絵本「ぐりとぐら」の著者が
保育士時代の経験をもとに書いたそうで、子どもの見方や個性を伸ばす
関わり方について書かれているそうです。
子育て中の方や、子どもに関わる先生にぜひオススメの2冊です。
結びの言葉ではこんな一言を頂きました。
私にとってこの本は『自分らしさがいちばん』です。
ありがとうございました。
リスナー様より頂いたメッセージの一部をご紹介します。
テーマは「子ども時代の自分に愛あるメッセージを一言(子どもの頃のエピソードと共に)」
私は、小学校時代みんなの前で音読するのがすごく苦手でした。赤面するし、つまるし極度に
緊張していました。学校の先生で今日は4日、出席番号4番読んで!っていう先生いましたよね!
自分の出席番号の日は仮病を使って休もうかぐらいの勢いでした。
そんな子どもの頃の自分に大きな声で言ってあげたい!
「大丈夫や!誰もそんなに真剣に聞いてないでぇぇぇ~」
「寝とるやつさえおるでぇぇぇ~」「後ろでパラパラ漫画描いてるわ」
少しでも緊張とれたかな!大丈夫や俺!フレ!フレ!俺!
ありがとうございました。
ちなみに私水崎のエピソードは幼い頃のピアノレッスンについて。
当時の練習中、ピアニストに憧れ体を揺らし気持ちよくなりきって弾いていたら
怒られました(笑)
そんなこども時代の自分に一言。
「もっと揺れていいよーーー!」「足の指で弾いてもいいよーーー!」
自由に弾きたかったもんね。
幼い頃に受けた影響と大人になってから感じる生き辛さは無意識で繋がっています。
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(中央)ミキサー担当栗生さん