カウンセリングをしていると
親子関係の悩みを伺うことがよくあります。
自分が、親の場合もありますが
反対の場合も多々あり
自分が子どもの立場で
悩みが生じている場合もあります。
ご本人にとっては幼少期の影響が現在の生きづらさに
繋がっていることも少なくはありません。
カウンセリングでは
過去のトラウマや未完の思いを
再体験し折り合いをつけていく過程を
サポートをするのですが
わたしはそのたびに心の中で思うことがあります。
それは子どもである本人が理由で
関係がうまくいかないのではなく、
親自体に愛する力が不十分だったんだ、と。
中には親とうまくいかないのは、
自分が原因だと責めておられる方も
いらっしゃいますが、違うよ、違う。
当時、親の愛する力が
充分ではなかっただけだと思います。
だからといって
心の痛みや哀しみが消えるわけでは
ありませんが‥。
でも、あなたのせいではありません。
寒くなっていますので、
どうぞ温かくお過ごしください。