◆願掛けの心理的効果

以前、とあるラジオ局のディレクターから
ラジオに電話出演してほしいと依頼がありました。

内容は「願掛けの心理的効果」についてのお話を、と。

残念ながらご依頼頂いた時間は
カウンセリング予約がありご希望に添えませんでした。

でもうれしかったな〜
みつけてくださり依頼頂いたこと。

お役に立てませんでしたがあらためて
「願掛け心理効果」について振り返えってみました。

実際には具体的なお話を聞いていないので
的がズレているかもしれませんが
願掛け効果ときいて思い浮かんだのは下記2つです。

(1)預言の自己成就効果(マートンの説)
根拠のない予言や思い込みであっても
宣言したことが現実になることがあるという効果

(2)ピグマリオン効果(ローゼンタールの説)
他者が自分に抱く期待が現実になるという効果

これ、よく言ったり聞きません?

ざっくり言うと(1)も(2)も思ったことや
宣言したことがその通りになるという説。

なぜかというと言ったことで「そうならなきゃ!」と
・モチベーションがあがる
・適度なプレッシャーがかかり行動が強化に繋がる(社会的促進)
・必要な情報に目につきやすくなる、など

ただし‥一方で「全然そうならへん‼︎」
なーんてこともあったりして‥

ま、それにはそれのワケがありそんな場合に考えられるのは
・実は否定している
・期待がプレッシャーになり行動が抑制される、など

要は、どちらにせよ少なからず
思ったとおりになりやすいってことですね。

そういう意味では良い結果を望む、
願掛け効果を活かすためには
まず自分の状態を知ること、かな。

というわけで私はラジオ出演はできませんでしたが
依頼へのお返事には願掛けしましたよ。
番組が充実したよいお時間になります!(ように)
↑ ピグマリオン効果です。