◆親友と会って疲れたことと、PTSD

先日、学生の時からの親友と数年ぶりに会い
友人の実家に行って
めちゃめちゃ楽しかったのですが、
その数日後どっと疲れた自分がいました。

理由は久々に昔を思いだしたからです。
こういうのって後からジワジワきますね。

友だちは過去のしんどかった時に寄り添ってくれた恩人ですが、
同時に過去を知る人でもあり
またそれを思い出す場所に行ったことで
普段無意識にあるものが出てきたのだと思います。

もう何十年も前に傷ついたことや
また人を傷つけた後悔など。
長いこと見ていなかった
当時の夢をみたりもして驚きました。

このような個人のトラウマだけでなく
事故や災害、犯罪、大きなショックなどを
受け心身や生活に影響を受けることを
心的外傷ストレス障害(PTSD)と言い、
主な症状は4つと言われます。

(1)侵入症状
例、気がつくとその時のことが浮かび考えてしまう

(2)回避症状
例、その場所に近づかないなど

(3)覚醒度と反応性の変化
例、ささいなことで怒ったり感情の起伏が大きいなど

(4)認知と気分の陰性変化
例、こんな私だから〇〇になったんだ、、、など

今回、私が体験したのは(1)と(4)かな。

友人とは今回の件もそのまんま話せる間柄なので、
自分の中にあったものを少し聴いてもらい、
また自分で内観することであるがままの感情を認めることができ
自然に落ちついていきました。

トラウマといっても人によってはなすすべがない突然のアクシデントや
または人との関係や別れなど様々なケースや度合いがあり
私のように普段は支障がなくとも
何かのきっかけで浮かびあがるものもあるかもしれません。

「傷つきが、気づきに変わっていく時心は癒えていく」

大切な人からの教えの一つです。

トラウマも自分の一部。
もし顔をだしたら心を労り信頼できる人に聴いてもらったり
やさしく寄り添っていきましょう。