◆精神科へ同行

先日、クライアントが定期的に受診している
精神科に同行させてもらいました。

行ってよかったです。

援助とは連携と協力によって
成り立つものだと確信しました。

主治医の先生は私にも意見を求めて下さり
今、どの地点にいるか
何が必要かが更に明確になりました。

またクライアント自身、主治医と私の働きかけが
同じ方向に向き進んでいたことに初めて気づかれたそうです。

一つの専門分野だけでなく
「生物ー心理ー社会モデル」に基づき
援助を考えることは大切ですね。

その日の同行で、病院での面接の仕方、
薬の効用や副作用、また何故今それを処方するのか
生物 → 体への影響はどうか?
今度どのような見立て(治療方法)ですすめていくのか
現在の課題への丁寧な傾聴など30分ほどの受信でしたが
私自身も多角的にクライアントを理解する機会になりました。

今回に限らずこれからも(は)主治医の指示や見解を仰ぎ
またその他の専門職との連携を念頭に
心理カウンセリングを行っていきたいと思います。

カウンセリングに限りませんが
援助を受ける側も提供する側も
ひとりではないという安心感と事実が
人の本来の力の回復や更なる発揮に繋がると思いました。