◆「ゆとり世代」や自分以外の世代との付き合い方

今の10代後半から20代後半は「ゆとり世代」と言われます。

のんびりしているとか、言われなきゃできないとか
言われたことしかしないとか。

あまりいい意味では使わないですね。

私が中高生だったころは「新人類」と言われました。
1980年代です。

「無関心、無自覚」とか「自分勝手」とか言われました。

私は中高一貫校で育ったのですが、
先生にはよく2.3年上の先輩たちと比べられていました。

当時は、そんなもんか??とか
うっとおしい…と思っていましたが
ある時、国語の先生が言いました。

「君らを先輩たちと比べて生徒が変わったって言うてるけど
・・・・教師も変わったんかもしれんな。一方的な見方してるんかもしれへんわ」

眠くてぼんやり授業をきていましたが
その時は目が冴えました。
そーだ!そーだ!と声がでそうでした。

団塊の世代とか

バブル世代とか

しらけ世代とか

今じゃ、さとり世代とかもあるとか。

半世紀近く生きてきて、自分と違う世代の人たちが上にも下にもいます。

理解できないことや、カチンとくることもあるし
きっと逆にカチンとこられていることもあると思います。

でも世代だけでひとくくりにして悪く言われるのと
言うのも違和感を感じます。

特に自分が言われるのは嫌だなぁ。

本当は、育てた側にも
そう育った側にも原因があると思うんですよね。

例えば、ゆとり世代の人が
言われたことしかやってこない場合。

「なんで、言われたことしかしない?」と言ったところで
そういう育て方や環境だったからわからないそうです。

知り合いの高校生がいってました。
やったことないことはわからへんねんって。

そんな時、こちら側が
「〇〇してください。その他に何かできることを考えてくれる?」と伝えるとか
「すみまんせん、」って一言ないのはさみしいなぁとか

具体的に伝えたり足りないところを気づく言葉掛けがいると思います。
違うからこそコミュニケーションって大事だなぁと思います。

あと、年下年上の必要以上の見下しや上下も
上手くいかない関係の根本原因になっているのを感じます。