◆「今ここ」が全てじゃないと思うこと

しあわせに生きるためには
「今ここを意識する」と良いと言われています。

私もそう思っていますし、推奨しています。

ただ、そればかりじゃないと
カウンセリング現場では(じゅなくても)思う時があります。

人によっては今が苦しくて、つらくて
受け入れられないもどかしさを抱いている方もいます。

特にそれが長年続いている人には「今ここを意識しましょう」だけが
先行すると余計苦しみが増幅します。

今ここで、過去の嫌味や苦しみに気づき、嘆いてこそ、出してこそ
今に集中できるのが「今ここ」だと思います。

今ここは過去と未来の交差点。

心が、今に集中できるように時には過去にも焦点をあて
また時に望む未来にも思いをはせれるよう
カウンセリングをしていきたいと思います。

「今ここ」ってシンプルだけど奥が深いですね。