◆落ち込んでいる人との付き合い方

身近な人が落ち込んでいる、悩んでいると自分も気になります。

いつもと違って表情が硬く、言葉数少なく
暗い雰囲気だと心配になります。

ただ、そういう時ほど
自分は自分、人は人と意識的に分けることが必要だと思います。

人によっては、人生の岐路に立つような
滅多にない大きな苦しみに遭遇している最中の方もいるでしょう。

そうかと思えば、日常的に気持ちの浮き沈みが激しく
落ち込みが激しい方もいます。

こちらの場合は特に、身近な人は振り回されます。

いや、相手が振り回しているのではなく
自分が(相手に)左右されているだけです。

実は
浮き沈みの激しい人
極端に馴れ馴れしいと思えば、急に敬語や丁寧になる人
明るい時と暗い時のギャップが大きすぎる人

こんな人は、無意識ながらもそうすることで
相手に自分の存在を認めてもらおうとしています。

相手や周りに、自分の心のお世話をしてもらおうとしています。

例えるなら、子どもが親の気をひくため
社会的に反することをする、病気を繰り返すなどと同じです。

無意識化でマイナスを発することで
相手をコントロールしようとしているんですね。

だから必要以上に構うと、相手のためにもなりませんし
自分も引っ張られて互いのためになりません。

よいにしろ、悪いにしろ
自分以外の人のことで頭や心がいっぱいになったり
気になる時は、要注意、要注意。

あえて心理的距離をとることが互いのためになります。
そこから物事や関係や流れが好転することがあります。

また、聴き方、伝え方次第で相手は気持ちがラクに
自分は左右されない効果を期待できます。

落ち込んでいる人との付き合い方について書きましたが
落ち込まない人はいない。

どんな状態であれ、とどのつまり
人との付き合い方だなと思います。

人との距離間、自分との付き合い方を見直したい方は
コミュニケーション講座にお越しくださいね。