◆父と、明治大学の学長のメッセージ

父は逢うたび同じ話しをします。

人って年をとると人生の中でより印象に残った場面や
出来ごとが強調され鮮明になるんですね。

諸説では10代〜30代の体験や経験が
その後に影響に強く及ぼし土台になり、
また年老いた時の振り返り反復になると言われますが‥

そんな中、何度きいてもすごいなと
思うのが父の大学生時代の話しです。

父は母子家庭で貧乏だったので奨学金で大学に行きました。

当時の奨学金は今と違って成績優秀者には全額返さないものがあり
また幾種も重複してもらえたそうです。

父はそれを全部もらい
大学時代は毎日家庭教師でかせぎ
卒業時には当時のお金で将来に備え400万ほど(当時の価値)
残していたとか。。

また在学中に教授に英文学本の出版のため翻訳の手伝いを頼まれ
その謝礼に数万円もらい、そのお金で
新しい辞書を買って更に勉強したそうです。

話しは変わりますがコロナウィルスの流行で
思うように大学へ行けず
「授業料を返せ!」という学生たちに
明治大学の学長が自らメッセージを送られていました。

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オンライン授業の参加、バイトの制限
こんなはずじゃなかったというのはわかる

ただだからこそこのような状況で
将来自分が何をしたいのか、どんな風になりたいのか
そのためにどんなことをするのか
自らの目的を考えてほしい

社会に出たら
思いどおりにならないことに出逢うはず。

そんな時にも乗り超えていけるかは自分次第

大学も今の困難な状況、想定外の窮地に
何ができるかを全力で考えている
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まとめるとこのような内容をおっしゃっていました。

父の学生時代の話し、今の明治大学の学長の話し
共通があるように思え
また大学生だけへのメッセージではないように感じています。

因みに父は明治大学ではありません。
ですがうちの息子(父の孫)と父は
同じ大学の同学部に進学しました。

お父さんのように
奨学金もらえるわけではないけどね〜笑

どんな未曾有でも世間や社会がどうあろうと
自分が何を選択し何に投資をするのか?
心や時間をどう使う?どうする?

ピンチもチャンスも自分次第。

2人の大先輩たちからのメッセージ
今の私にもよく効いています。