アダルトチルドレンというと「大人になりきれていない人でしょ?」
「子どもじみた人でしょ?」と勘違いされている方が多く
また『特殊な、特別な人』と間違った解釈をしている方が多いですが
決してそうではありません。
アダルトチルドレンを簡潔にいうと、このような方々です。
◆親(養育者)との関係で何らかのトラウマを抱えた大人の人
◆無意識の心の影響で生きづらさを抱えている人
日本でいうと80%以上、一説には90%以上とも言われています。
理論上、統計上まわりの
ほとんどがアダルトチルドレンということになります。
アダルトチルドレンの生きづらさには特徴があります。
例えば
・自分に自信がなく卑下しやすい
・他者に助けを求められない、求めにくい
・何か悪いことが起きるのではないかと、不安や恐怖を感じることが多い
・人目を気にしすぎたり、常に承認を求める
・目上の人や権力のある人への対応と身近な人への対応に差がありすぎる
・自分を後回しにしてまで人のお世話をやく
・自分の感情や気持ちがわからない
これらは症例のごく一部でしかなく一概に言えませんが
人によって「生き辛さ」や「生きにくさ」は違い
それを自覚している方もいれば
「こんなものか」と思われている方もいらっしゃいます。
また生き辛さを感じていなくても、
自分の本来持って生まれた能力を活かしきれていなかったり
自分以外の人のことでいつも頭がいっぱい、振り回されている症状も
アダルトチルドレンの特徴の1つです。
そして本人が自覚しているかどうかは別として
心にぽっかり穴があいたような空虚感を抱えていたり
空しく感じたりするのもアダルトチルドレンの特徴です。
これらの原因は、過去の家庭環境や家族関係、親子関係に起因しています。
私は初めてこれを学んだとき、ショックと同時に、どこかホッとしました。
それは、長年の説明しづらい苦しさや気持ち悪さに
理由があったことを知った安堵感と自分だけじゃないという安心感でした。
ですが、なぜ8割から9割の人たちが、その特徴を抱えている世界にいるのかを考えると
これって、赤信号みんなで渡れば怖くない!の状況ではないでしょうか。
自分のしんどさや、生きにくさは皆もそうだから…と安心することは
本当は何の解決にもなっていないという事実にも気づきました。
本当の安心、心の平穏は、赤信号みんなで渡れば…では
決して得られることではないんですね。
【アダルトチルドレン回復講座】は過去を掘り下げ、紐解いて
生きづらさを克服するだけが目的ではなく
どんな過去や家庭環境があろうとも
今ここから自分で自分を幸せにしていくための講座です。